『成長より安定、拡大より持続、現在より未来』を基軸に、「日EU・EPA関税撤廃断固反対」「真の農政改革」実現を求め、全盟友の総意を結集！！

北海道農民連盟は2月13～14日、札幌サンプラザにおいて全道の各地区市町村農民組織代議員等173名参加の下、第44回定期総会を開催した。総会では、28年度経過報告・収支決算報告及び29年度活動方針・収支予算（案）等について決議した。

また、道農連の特別決議（案）として【日EU・EPA交渉における重要農畜産物の関税撤廃・関税削減に断固反対する特別決議（案）】が提案され、満場の拍手をもって採択されたほか、空知農民連合から提出された【米の直接支払交付金に代わる新たな政策を構築させる運動を強化する動議（案）】についても採択された。

その後、役員改選において石川純雄・道農連委員長と山居忠彰・道農連書記長が勇退し、以下の各氏が選任された。本連盟選出の遠藤保顧問は副委員長に再任され、本年も引き続き運動を牽引していく。
・委員長　：西原　正行（十勝・新）
・副委員長：遠藤　保　（北見・再）
・副委員長：大久保　明義（空知・新）
・書記長　：中原　浩一（上川・新）

最後に、昨年度より導入したサブ理念として「成長より安定、拡大より持続、現在より未来」を掲げ、食糧主権と多様な農業の共存を損なう貿易協定に断固反対することをを基軸に、日本農業・農村の崩壊につながるアベノミクス農政を打破し、競争から「共創」へ、家族農業を守る「真の農政改革」の実現を求めること等を総会宣言において確認し、閉会した。