北海道農民連盟は2月13~14日、札幌サンプラザにおいて全道の各地区市町村農民組織代議員等約180名参加の下、第45回定期総会を開催した。総会では、29年度経過報告・収支決算報告及び30年度活動方針・収支予算(案)等について決議した。
また、道農連の特別決議(案)として【農業を犠牲としたTPP11及び日EU・EPA協定の国会批准反対などを求める特別決議(案)】が提案され、満場の拍手をもって採択された。
その後、役員改選において、道農連執行委員を含めると8年に渡り道農連の活動を牽引した遠藤保・道農連副委員長が本総会をもって退任し、新たに本連盟より佐藤正光委員長が新副委員長に選任された他、以下の各氏が選任され、30年度の役員体制が決定した。
・委員長 :西原 正行(十勝・再)
・副委員長:大久保 明義(空知・再)
・副委員長:佐藤 正光(北見・新)
・書記長 :中原 浩一(上川・再)
最後に、「食料・農業・農村を担う家族農業を基本に、多面的機能の発揮と共生社会の創造を目指し、農民の総意のもとで国民合意の運動を図る」を基本理念とし、全盟友の英知と力を結集して、官邸主導の農政改悪から現場主義農政を取り戻す運動を全力で展開すること等を総会宣言において確認し、閉会した。