地区連盟:衆議院議員・石川香織氏を迎えて「農政学習会」を開催!

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本連盟は12月11日、衆議院議員・石川香織氏を迎えて農政学習会を各市町村組織役員など52名参加のもとで開催した。 冒頭、梅田委員長は主催者あいさつの中で「今年1年間、本当に我々が経験したことのない激動の1年間ではなかったとかと思う。将来に向けてどう営農していけばいいのか非常に暗中模索の状況であるということは間違いない。」と述べた。

学習会では、①北海道におけるビートの課題、②種子ばれいしょの生産に関する課題、③肥料価格高騰対策の問題点、④酪農畜産の現状、⑤その他の日本農業の課題について説明を受けた。説明の中で石川代議士は酪農情勢について「酪農家は今年、年を越せるかどうかの話だと思う。食料安全保障の観点からは経営を継続してもらうことが大事であり、農水省は現場の危機感を知る必要がある」と語った。

また、意見交換では参加者より「国が実施している農の雇用事業は49歳までが対象だが実際に労働意欲が高いのは50、60代が多い。体も丈夫なのでぜひ年齢制限を緩和し、使いやすい事業にしてほしい」との意見には「人材不足はどの業界でも起こっているのでこれからもこの課題は上がってくると思う。要望については私自身も調べてみる」と回答した。