北海道農民連盟は3月27日、札幌市の自治労会館において、大久保明義委員長をはじめ全道から結集した盟友300名(本連盟からは梅田俊則委員長ら57名)参加のもと、東京大学大学院農学生命科学研究科・安藤光義教授を講師に迎えて「食料安全保障を踏まえた農業の持続可能な基本法改正に向けた学習会」を開催した。
「基本法改正の批判的検討」と題した講演では、「現行基本法の検証が始まる前に既に見直しの方向付けがなされていたのではないか?」という視点から、基本理念の変遷、核となる哲学の不在、食料安全保障に直結する項目の不在などについて説明され、今回の基本法改正について理解を深めた。