地区連盟:「米国産生馬鈴しょ輸入解禁断固反対」緊急署名(8,892筆)提出上京行動を実施!

北見地区農民連盟は8月19日、坂野和弘委員長はじめ執行部3名が上京し、「米国産生馬鈴しょ輸入解禁に断固反対する署名簿」を鈴木憲和農林水産大臣宛に提出する上京行動を実施した。

米国産馬鈴しょをめぐっては、既に輸入が解禁されているポテトチップス向けに加え、米国からは生馬鈴しょについても輸入を解禁するよう強い要望があるとされ、国は輸入時の病害虫侵入リスクについて管理措置が必要な病害虫の精査が間もなく完了し、次の段階に移るとされたことから、生産現場では大きな不安が広がっていた。馬鈴しょの一大産地である北海道オホーツク地域としても、ジャガイモシストセンチュウ等の発生に伴う防除作業などこれまで多くの苦労を強いられてきた経過から、生の馬鈴しょによる新たな病害虫発生リスクを看過することはできない状況であった。

本連盟は7月10日の第三回執行委員会において「米国産生馬鈴しょの輸入については、病害虫発生リスクの排除と国産馬鈴しょ生産の維持・発展を図るため、絶対に解禁しないこと」を求める緊急署名行動の実施を決定した。7月13日に開始した署名行動は各組織盟友、JA、関係機関の協力のもと総計8,892筆(8月6日時点)を集約し、8月19日に鈴木農水大臣宛に提出することとした。

農水省において鈴木農水大臣に代わり対応した山下雄平農林水産副大臣に、坂野委員長は「国内未発生の病害虫が生馬鈴しょと共に侵入してくることを危惧しています。8,892筆、オホーツク地域の皆さんの総意です」と署名簿ならびに要請書を手渡した。

山下副大臣からは「馬鈴しょは食料安全保障からも重要な農産物。特に北海道は種芋の主要生産地で安定供給に大きく貢献している。懸念されている危機感は我々も共有しており、病害虫の侵入は絶対に許さないという決意の下、米国だろうと毅然と対応し、ないがしろにするようなことはないという思いでやっている」とした。

なお、本行動では徳永エリ参議を通じて要請し、勝部賢志参議が同席した。

※山下副大臣へ要請書を手渡す様子