各関係機関・団体等から相次ぐ「情報開示」の声！

北海道庁・総合政策部は、3月25日に札幌市において「ＴＰＰ交渉に関する説明会」を自治体、市民団体、農業関係機関・団体代表者約120名参加の下で開催した。政府側の対応者として、内閣官房・ＴＰＰ対策本部の澁谷和久審議官を招き、現状のＴＰＰ交渉の進捗状況及び、政府の対応姿勢等を説明した。参加者からは、我が国政府の情報開示の少なさに対し、不満の声が相次いだが、澁谷審議官は「守るべきものはしっかりと守る。交渉各国には、我が国からの情報漏えいを極めて恐れている。皆さんにも理解してほしい」と述べるに留まり、同交渉の詳細な情報開示を固辞するとともに、現況のＴＰＰ交渉妥結に全力をあげる姿勢を示した。