北見地区農民連盟結成75周年記念式典、祝賀会を開催!

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北見地区農民連盟は12月15日、結成75周年記念式典をオホーツクJABldg.で開催し、来賓の大久保明義・道農連委員長や組織OB、各組織役職員など87名が出席した。本連盟は昭和23年に前身となる「北見地方農村対策委員会」が結成されて以降、組織的な変遷を重ねつつ、農民運動を継続してきた。平成10年には結成50周年の記念式典を開催しており、それ以来の記念事業となった。

梅田俊則委員長は式辞で「北見地方は中央から遠く、気候に恵まれているとは言えない土地条件の中、農民の地位向上と農村の民主化、農業の復興のために幾多の障害に出会いながらも、先輩諸兄はこれを克服するために、我々の想像を超える努力をしてきた」と述べ、地区連盟ならびに各組織の役職員OBなど70名を対象に感謝状を贈呈し、組織活動への功労を称えた。

受賞者を代表して登壇した米澤博氏は、謝辞の中で「長い歴史を持つ組織の中で農民運動に携われたことを光栄に思う。グローバル化が進められる中、ロシアや中東での紛争、原油価格高騰など、農業は危機に立っており、輸入に依存する日本の将来に不安を持っている。いま行われている基本法の見直しに向け組織の運動に期待する」と今後の運動への期待を示した。

式典終了後は北見プラザホテルに会場を移して祝賀会を開催し、旧交を温めた。また、記念事業の一環として記念誌「農魂75周年の軌跡」を発行した。