農村金融研究会・専務理事、原 弘平氏を講師に迎え講演会を実施
道農連は12月2日、京王プラザホテルにおいて、各市町村の農民組織代表126名が参加して「安心できる食料・農業・農村政策の確立を求める全道農民代表者集会(全道委員長会議)」を開催した。第2部の『農政研修会』では講演会として、農村金融研究会・専務理事、原 弘平氏より「国際家族農業年と協同の価値」~市場経済社会における「社会的経済」の役割~と題し、「国際家族農業年」の設立背景を基軸に、市場原理主義に対する理論的・実証的側面からの批判や協同組合の特質等について同氏の講演を受けた。また、同講演前には第1部『全道農民代表者集会』を開催し、道農連・川崎伸一、石川純雄両副委員長よりそれぞれ「集会決議」が提案されるとともに、山居書記長から具体的な行動提起を記載した「実行方策」も満場の拍手によって採択された。