「TPP交渉即時脱退・農業改革」対策等に全力を!
北見地区農民連盟は2月6日、例年と異なり本年は初の午後開催となる「第56回定期総会」を代議員等各農民組織代表者60名の参加の下で開催し、平成27年度運動方針(案)を決議するとともに、特別決議(案)の採択等を行った。
開会挨拶で川崎伸一委員長は、「農業を取り巻く環境、組織運動を取り巻く環境が変化している。TPP交渉の即時脱退運動はもとより、多様な農業の実態や意見を軽視したまま急進的に断行する政府の農業改革に対し、生産現場の代弁者としてJAグループをはじめとする各関係機関・団体と連携し、粘り強い運動を継続していく。」との考えを示した。
また、本連盟の特別決議(案)として、佐藤廣幸副委員長より、「TPP交渉即時脱退を強く求める特別決議(案)」ならびに「官邸・財界主導のJA及び農協改革の是正を求める特別決議(案)」を提案し、満場の拍手で採択された。
最後に、川崎委員長より、オホーツクの地域特性を組み入れた運動の強化や、「TPP即時脱退」・「官邸・財界主導の農業改革に断固反対」などを求め、「がんばろう唱和」を行い、同総会を閉会した。
本連盟は、昨年に引き続き下記の執行部体制の下で今後の農民運動を全力で展開する。
【平成27年度 北見地区農民連盟・執行部役員】
委員長:川崎 伸一 (網走農同)
副委員長:佐藤 正光 (置戸農民協)
副委員長:佐藤 廣幸 (斜里農同)
書記長:遠藤 保 (訓子府農連)
監事:山崎 一幸 (清里農連)
監事:亀井 徳夫 (佐呂間農同)