地区連盟:農水省との「コムギなまぐさ黒穂病」に関する現地意見交換会を実施!

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コムギなまぐさ黒穂病における万全の被害拡大・混入防止対策を協議!

北見地区農民連盟(佐藤 正光委員長)は、8月5日(金)に農水省政策統括官付・穀物課及び植物防疫課の専門官らと「コムギなまぐさ黒穂病」に対する現地意見交換会をJAきたみらい役員及び麦作振興会三役とともに実施した。

秋まき小麦などの収穫最盛期の渦中で、全道各地において「コムギなまぐさ黒穂病」が発生していることを受け、本連盟は農水省の対策官僚を当地に招請し、JA及び生産現場の各代表者より同病の発生状況などに関する情報共有を行うとともに、当面する万全の対応策などを協議した。

対応した農水省生産局・穀物課の遠藤係長は、「コムギなまぐさ黒穂病は北海道内において急激に被害が広がっている。具体的な対応策は、本省に戻り検討するが、圃場を再確認した上で、健全麦への混入防止に努め、地域NOSAIとも協議を進めながら、罹病株を含む乾燥麦稈及び未熟堆肥の移動などにも特段の注意を呼び掛けていきたい。引き続き、皆さんからの『現場の声』を頼りにしている」と述べた。

本連盟では、国や道に対し、「コムギなまぐさ黒穂病」の原因究明などを求めていくとともに、同病における万全の被害拡大・混入防止対策を各関係機関・団体とともに、生産現場に周知していくことなどを確認した。